ベイヤー指数

ベイヤー指数とはハーバード大学出身のアンドリュー・ベイヤー(Andrew Beyer)が1970年代に開発した競馬専用の指数です。走破タイムを元に馬場状態や斤量等などを含めて、レースごとに数字を出していきます。簡単に言うと相対的なパフォーマンス指数と言えます。ベイヤー指数はアメリカの競馬新聞に掲載されていて多くの人が予想に活用しています。以下、私の経験に基づいてベイヤー指数の使用方法を説明します。

ベイヤー指数は過去のパフォーマンス指数

ベイヤー指数はアメリカ競馬を予想する上で素晴らしい指数です。ただし使用方法を間違っている方も少なくありません。私もアメリカ競馬を始めた当初は出走馬のベイヤー指数を比較して予想をしていました。しかしベイヤー指数だけで予想が当たるほど甘くありません。また指数の高い馬を選ぶと必然的にオッズが低い傾向があります。ベイヤー指数はあくまで過去のパフォーマンスを表した数字であって馬の強弱を表した数字ではありません。ベイヤー指数で出走馬を比較してもほとんど意味がなく、単にオッズが高い馬と低い馬が分かる程度です。

ベイヤー指数で馬の特性を見抜く

ベイヤー指数を出走馬同士で比較しても意味がありませんが、ベイヤー指数から馬の特性を見抜くことができます。過去のレースのベイヤー指数からその馬の特性を見つけだします。簡単な例を言うと不良馬場で指数の低い馬、良馬場で指数の高い馬などが挙げられます。そしてその馬が不良馬場のレースに出走する場合、例え良馬場でベイヤー指数が高くても、その馬の馬券は買いません。他にも単騎で逃げれば高い指数を出せるのに競られると指数の低くなる馬や、外枠で高い指数を出し内枠で低い指数がでる馬、また時計のかかる馬場になると高い指数を出す馬、1200メートルで高い指数を出し1400メートルになると指数が低くなる馬など、ベイヤー指数によって様々な馬の特性が見えてきます。そして過去のベイヤー指数からその馬の特性を見極め、今回のレースがその馬のどの特性が当てはまるのか考えます。

ベイヤー指数を逆手に取る

ベイヤー指数の高い馬は人気になりやすい傾向があります。逆にベイヤー指数の低い馬は人気になりにくい傾向があります。そして予想するときは、オッズの低い人気馬は過去のベイヤー指数から欠点を探し、逆にオッズが高く人気のない馬はベイヤー指数から長所を探し出します。もし欠点と長所を見つけた場合は大目に賭けると、トータルの馬券成績を上げることができます。逆に、欠点と長所を見つけることができなければ、そのレースの馬券を買わずに見るだけにするか小額だけ賭けるようにします。

ベイヤー指数に出てこないパフォーマンス

ベイヤー指数は予想をする上で非常に役立つ指数ですが、あくまで補助的な指数です。やはり肝心なのはベイヤー指数の右側に記載されたレースのラップ、その馬の通過位置になります。例えば超ハイペースのレースで2頭が同着になり両馬とも110のベイヤー指数が出た場合、終始競り合って逃げた馬と後方から追い込んできた馬では内容が違います。当然のことながら終始競り合って逃げた馬を高く評価するべきです。このようにベイヤー指数では出てこないレースの中身も考慮に入れて予想すると的中率が上がります。

ベイヤー指数の信用度

ベイヤー指数は非常に役立つ数字ですが、レースの距離、ダートか芝かでその信用度が変わってきます。ほぼ機械的なラップで流れるダート短距離では非常に信用のおける数字が出ますが、ラップや展開、芝状況でいくらでも時計や順位が変わってくる芝の長距離は当てにしづらいものがあります。ベイヤー指数を使って予想するときは、なるべく短いダートレースで使用した方が予想率が上がります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>