2011年 BC(ブリーダーズカップ)回顧

2011年のBC(ブリーダーズカップ)が終わりました。Uncle Mo、Goldikove、Hrve de Graceなど、勝利すればエクリプス賞年度代表馬が確実になっていた注目馬たちがことごとく凡走してしまったため非常に印象の薄いBCになってしまいました。結果だけではなく、内容自体もCaleb’s Posseが勝ったダートマイルぐらいしか印象に残らず、残りの部門は何年か後にはレース内容を忘れてしまいそうです。ベイヤー指数も110を超えたのはダートマイルのみで他のレースは軒並み低い指数になっています。今年のBCのレース内容が低かった理由は重い馬場の影響があったように思われます。余裕のあるラップで逃げた馬が直線に入ると、どういう訳かバテてしまい、後方で脚を貯めた馬が伸びてくるシーンが多く目につきました。特に勝ち負けが要求される人気馬たちはある程度の位置を取り、ある程度早めに仕掛けるのですが、ことごとく最後に脚が止まっていたように見えました。またBCジュべナイルの結果もベイヤー指数94とレースレベルも決して高いとは言えず、来年の3冠に期待をもたせるような馬も見当たりませんでした。

今年のBCの結果により、エクリプス賞の行方が混沌としてきました。この時期になってこれほど年度代表馬が思い当たらない年も珍しいのではないでしょうか。クラシックの勝馬のDrosselmeyerはBCクラシック以外はOne Count(OP)を勝っただけで他はことごとく負けていますし、過去にこのような戦績のBC勝馬が年度代表馬に選出されたことはありません。Uncle Moはクラシックを勝利すればほぼ確実に年度代表馬に選出されたでしょうが、残念ながらBCクラシックで大敗を喫したためほぼ不可能です。牝馬でWoodward Sを制したHavre de Graceは選出される可能性が高そうですが、確実とは言いません。ただし選出されても過去の年度代表馬たちに比べると印象の薄さは否めません。他にはMan o’War SArlington Million SJoe Hirsch Sの主要レースを3連勝したCape Blancoもいますが、BCターフを制覇していれば可能性もあったでしょうが、今年前半戦はヨーロッパ、ドバイで3戦して3戦とも3着外だったため、アメリカの年度代表馬は難しいのではないでしょうか。G13連勝を含む5連勝中のAcclamationも候補に入りそうですが、全て西海岸の勝利のみですので難しそうです。おそらく消去法でHavre de Graceが選出されるのではないでしょうか。

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