2001年エクリプス賞、Horse of the Year(年度代表馬)、Point Given(ポイントギヴン)

Point Given(ポイントギヴン) 3才牡馬

馬主:The Throughbred Corp.
調教師:Bob Baffert
生産者:The Throughbred Corp.
父:Thunder Gulch(サンダーガルチ) 母:Turko’s Turn(Turkoman)
Point Given(ポイントギヴン)の2001年の成績
8月25日 Travers Stakes-G1 サラトガ 1着 G Stevens
8月5日 Haskell-G1 モンマスパーク 1着 G Stevens
6月9日 Belmont Stakes-G1 ベルモントパーク 1着 G Stevens
5月19日 Preakness-G1 ピムリコ 1着 G Stevens
5月5日 Kentucky Derby-G1 ピムリコ 5着 G Stevens
4月7日 Santa Anita Derby-G1 サンタアニタ 1着 G Stevens
3月17日 San Felipe-G2 サンタアニタ 1着 G Stevens

2001年のエクリプス賞はクラシック路線で活躍したポイントギヴンが228投票中156票を獲得して年度代表馬に選出されました。2001年、ポイントギヴンはケンタッキーダービーで5着に敗れますが、残りの2冠、プリークネスステークス、ベルモントステークスを制し、さらに、ハスケル招待HとトラヴァーズSまで制して、史上初の総額1ミリオンのレースを4連勝した馬になりました。

2001年の年度代表馬は2冠のポイントギヴンと、前年の年度代表馬でBCクラシックを制したティズナウとで争われました。ポイントギヴンはベルモントステークスで12 1/4馬身差つけて圧勝し、ティズナウはBCクラシックで凱旋門賞馬のサキーを鼻差退けて勝利するという、どちらも非常にインパクトのあるレースをしていました。結局、ポイントギヴンの方がG1勝ちが多かったことや、ティズナウの成績がBCクラシック以外はイマイチだったために、古馬との対戦のなかったのにも関わらずポイントギヴンが年度代表馬に選出されました。

ポイントギヴンはビッグレッドトレインとあだ名されるぐらいの巨体の馬で、レース中は1頭だけサラブレッドとは違う生物が走っているような感じすらするぐらい迫力ある走りをしていて、大変人気のある馬でした。特にBCジュベナイルでは牛か何かが大外から突っ込んできたように見えたのは私だけはないと思います。

2000年 ブリーダーズCジュベナイル

2001年ポイントギヴンはサンフェリペS.から始動し、同レースを勝利した後、続くサンタアニタダービーも早め先頭から圧勝します。その後ケンタッキーダービーを断然の1番人気で迎えますが、前半4ハロンが44.4秒という異常なハイペースに巻き込まれ、直線手前で力尽きてしまい5着に敗れてしまいます。

ケンタッキーダービーの敗戦後、プリークネスステークスでは直線で早めに先頭に立ち、そのまま危なげなく押し切ります。そして次のベルモントステークスでは6ハロン辺りから先頭に立ち、そのまま突き放す一方で12 1/4馬身差で圧勝します。

その後、ハスケル招待H、トラヴァーズSと連勝し、賞金総額1ミリオンレースを4連勝した史上初の馬となります。この4連勝が後々も評価され、2010年にアメリカ競馬殿堂入り(Hall of Fame)を果たすことになります。

個人的に非常に好きな馬です。ベルモントステークスとトラヴァーズステークスで馬券でお世話になりました。特にベルモントステークスでは馬単を購入していて、2着以下がカメラに写らないぐらいに突き放してしまいドキドキした記憶があります。

Point Given(ポイントギヴン)のレース映像
2000年 トラヴァーズS サラトガ 2000m
47.3   1:11.1   1:35.4   2:01.2
ベイヤー指数:117
1着:Point Given(ポイントギヴン) 2:01.2
2着:E Dubai(イーデュバイ) 3 1/2馬身
3着:Dollar Bill(ダラービル) 1 1/4身

スタートで出遅れますが、外から押し上げて逃げるイーデュバイの1馬身ほど後ろを追走します。1マイルを過ぎた辺りから捲くり上がり、直線入り口でイーデュバイを捕まえます。それから粘るイーデュバイを突き放し3 1/2馬身差をつけて勝利します。イーデュバイと並ぶシーンでポイントギヴンの1完歩の大きさがよく分かります。

2001年 ハスケル招待H モンマスパーク 1800m
46.4   1:11.1   1:36.2   1:49.3
ベイヤー指数:106
1着:Point Given(ポイントギヴン) 1:49.3
2着:Touch Tone(タッチトーン) 1/2馬身
3着:Burning Roma(バーニングローマ) 鼻差
2001年 ベルモントステークス ベルモント 2400m
48.0   1:11.3   2:00.3   2:26.2
ベイヤー指数:114
1着:Point Given(ポイントギヴン) 2:26.2
2着:A P Valentine(エーピーバレンタイン) 12 1/4馬身
3着:Monarchos(モナーコス) 3/4馬身

バルトスターは平均的なペースで逃げ、ポイントギヴンは1馬身ほど離れた位置を追走します。6ハロンを過ぎた辺りからポイントギヴンが先頭に立ちます。先頭に立ってからは後続を突き放す一方で、激しい2着争いを遥か尻目に悠然とゴールします。

2001年 プリークネスS ピムリコ 1900m
47.1   1:11.4   1:36.2   1:55.2
ベイヤー指数:111
1着:Point Given(ポイントギヴン) 1:55.2
2着:A P Valentine(エーピーバレンタイン) 2 1/4馬身
3着:Congaree(コンガリー) 頭差

ケンタッキーダービーでハイペースに巻き込まれて敗戦してしまったことが頭にあるせいか、ポイントギヴンはスタート直後に抑えて、先頭から10馬身ほど離れた後方を走ります。レースが進むにつれ、徐々に進出してきます。直線手前では先頭に立ち、そのまま後続を引き離し2 1/4馬身差で完勝します。ラップ、タイムはそれほど優れた数字ではありませんが、後方から外を回り全馬抜き去って完勝してしまうのですから、数字以上の強さだと思います。

2001年 ケンタッキーダービー チャーチルダウンズ 2000m
44.4   1:09.1   1:35.0   1:59.4
ベイヤー指数:99
1着:Monarchos(モナーコス) 1:59.4
2着:Invisible Ink(インヴィジブルインク) 4 3/4馬身
3着:Congaree(コンガリー) 鼻差
5着:Point Given(ポイントギヴン) 11 1/2馬身

前半4ハロンが44.4というトンでもないハイペースになります。このハイペースに巻き込まれたことにより、ポイントギヴンは直線ではバテバテになり、後方を追走していたモナーコスが1分59秒4というセクレタリアトに次いで史上2番目に速いタイムで勝利します。

2001年 サンタアニタダービー サンタアニタ 1800m
46.2   1:10.4   1:35.2   1:47.3
ベイヤー指数:110
1着:Point Given(ポイントギヴン) 1:47.3
2着:Crafty C. T. (クラフティーシーティー) 5 1/2馬身
3着:I Love Silver(アイラブシルバー) 3馬身
2001年 サンフェリペS サンタアニタ 1700m
22.3   46.1   1:10.2   1:41.4
ベイヤー指数:105
1着:Point Given(ポイントギヴン) 1:41.4
2着:I Love Silver(アイラブシルバー) 2 1/4馬身
3着:Jamaican Rum(ジャマイカンラム) 1 1/2馬身

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