2011年ベルモントステークスの回顧

2011年のベルモントステークスは10番人気のRuler On Ice(ルーラーオンアイス)が制しました。2着に8番人気のステイサースティーが入り、馬単は928ドルの高配当がつきました。3着も6番人気のブリリアントスピードが入り、3連単は8268ドル、4着は2番人気のネーロで4連単は74052ドルと、こちらも高配当になりました。

ゲートが開くと大外のシャックルフォードが勢いよく飛び出し、先手を奪います。アニマルキングダムはスタート直後に体勢を崩し、最後方になってしまいます。前半の2ハロンが23.4で、その後隊列が決まると急激にペースが落ち、25秒前半のラップを刻みながらレースが進みます

3角を過ぎたあたりからアニマルキングダムが最後方から捲くりあがり、徐々に先頭集団と差を詰めますが、先頭を捉える位置まで上がったあたりで、先頭勢も仕掛けに入ります。直線入り口でルーラーオンアイスがシャックルフォードを早々と捕まえ先頭に立ちます。内からステイサースティー、外からブリリアントスピードが迫りますが、2頭に抜かせずに、ルーラーオンアイスが先頭でゴール。2着に内から差し込んできたステイサースティー、3着にブリリアントスピードが入ります。

人気勢ではネーロが最後に突っ込んできますが、時既に遅しで4着でした。5着に逃げたシャックルフォード、6着にアニマルキングダムでした。ネーロは勝負どころで置いていかれ、シャックルフォードは早々とルーラーオンアイスに競り潰され、6着のアニマルキングダムはスタート直後に体勢を崩し、最後方から早めに追い上げるも直線でバテてしまいました。3頭ともいいところのないレースでした。

勝ったルーラーオンアイスは重賞勝ちのなかった馬ですが、今回のレースはうまく2番手で折り合ったのが勝因ではないでしょうか。一番上手なレースをした馬だと思います。2着のステイサースティー、3着のブリリアントスピードはやはり血統的に長距離がよかったみたいです。4着のネーロはプリークネスステークスを回避してこのレースに絞ってきましたが、調教のタイムもあまりよくなかったのと、勝負所で置いていかれたのをみると、まだケンタッキーダービーまでの連戦の疲れが抜けきっていなかったのかもしれません。

シャックルフォードは逃げて、それなりにがんばりましたが、血統からみるとやはり距離の壁があったように感じます。アニマルキングダムはスタート直後に体勢を崩したのが一番の敗因ではないでしょうか。位置取りが最後方になってしまい早めにスパートを掛けざるをえなくなってしまいました。結局、早仕掛けのために直線でバテてしまいました。

今年の3冠戦線は全てのレースで勝馬が変わりました。戦前に混戦と言われていた通りの結果になってしまいました。アニマルキングダムがダービーを制したときは、レース振りと特殊なローテのために、三冠が生まれるかもしれないと思いましたが、やはり3冠馬が現れることは非常に難しいものと改めて痛感しました。3歳馬と古馬との対決が早くも楽しみですが、今年の3歳馬は、3冠戦をみた感じでは苦戦しそうな感じがします。

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