2011年ベルモントステークスの回顧

2011年のベルモントステークスは10番人気のRuler On Ice(ルーラーオンアイス)が制しました。2着に8番人気のステイサースティーが入り、馬単は928ドルの高配当がつきました。3着も6番人気のブリリアントスピードが入り、3連単は8268ドル、4着は2番人気のネーロで4連単は74052ドルと、こちらも高配当になりました。

2011年クラシック戦線の回顧

2011年のクラシック戦が終わりました。今年も残念ながら3冠馬は出ませんでした。毎年のことですが、アメリカ競馬の3冠の難しさを改めて実感しました。今年の3冠は、ケンタッキーダービーをアニマルキングダム、プリークネスステークスをシャックフォード、ベルモントステークスをルーラーオンアイスとそれぞれのレースで勝ち馬が変わりました。

Velazquezがベルモントステークスで不利を与えた騎手を非難。

ベルモントステークスでスタート直後に不利を受けて、最後方の位置取りになってしまい、6着に破れたアニマルキングダムですが、ベルモントステークス後、アニマルキングダムの騎手、Velazquezが、イズントヒーパーフェクトの騎手、Rajiv Maraghを激しく非難しています。

2009年 Horse of the Year(年度代表馬)、Rachel Alexandra(レイチェルアレクサンドラ)

2009年のHorse of Year(年度代表馬)はRachel Alexandra(レイチェルアレクサンドラ)が選出されました。2009年はアメリカ競馬史上、最も牝馬が活躍した年ではないでしょうか。この年の年度代表馬は、2頭の牝馬により争われました。5戦5勝、G1を4つ制し、史上初めて牝馬でBCクラシックを制したZenyatta(ゼニヤッタ)と、G1を5連勝し、そのうちプリークネスステークスを85年ぶりに牝馬による制覇をやってのけたRachel Alexandra(レイチェルアレクサンドラ)。

2000年エクリプス賞、Horse of the Year(年度代表馬)、Tiznow(ティズナウ)

2000年のエクリプス賞はBCクラシックを制したティズナウが年度代表馬に選出されました。2000年はクラシック戦線、古馬戦線ともに飛びぬけた戦績の馬がおらず、BCが年度代表馬の決定戦のようになりました。この年のBCは、大種牡馬ミスタプロスペクターの仔で唯一ケンタッキーダービーを制したフサイチペガスが1番人気に推され、2番人気に前年のベルモントS馬、レモンドロップキッド、3番人気に当時のヨーロッパ最強馬ジャイアンツコーズウェイ、4番人気にジョッキークラブ金杯を6馬身差で制したアルバートザグレート、そしてティズナウはこれらの強豪に次いで5番人気に推されました。

2008年エクリプス賞、Horse of the Year(年度代表馬)、Curlin(カーリン)

2008年の年度代表馬は、ドバイワールドカップを制したカーリン、無敗でBCレディースクラシックを制したゼニヤッタ、2冠馬ビッグブラウンが候補になりましたが、カーリンが圧倒的得票差で年度代表馬に選出されました。カーリンは引退レースでこそ4着に破れましたが、ドバイワールドカップを圧勝し、ウッドワードS.、ジョッキーズクラブ金杯を制していますので、年度表馬に恥じない成績だったと思います。

2007年エクリプス賞、Horse of the Year(年度代表馬)、Curlin(カーリン)

2007年の年度代表馬は、プリークネスS.、BCクラシックを制したカーリンが選出されました。2007年は102年ぶりに牝馬がベルモントステークスを制するという歴史的快挙をRags to Riches(ラグズトゥリッチズ)が成し遂げた年でもあります。そのレースで頭差の2着がカーリンでした。ラグズトゥリッチズが選出される可能性もありましたが、年度代表馬候補が集まったBCで、圧倒的パフォーマンスで勝利したカーリンが年度代表馬に選ばれたのは妥当だったと思います。

2006年エクリプス賞、Horse of the Year(年度代表馬)、Invasor(インヴァソール)

2006年のエクリプス賞はアルゼンチン出身のインヴァソールが南米産馬史上初で年度代表馬に選出されました。父、キャンディストライプスはバブルガムフェローの兄弟で、数多くの名馬を輩出した名種牡馬です。無敗で引退したキャンディライドの母父として有名でもあります。

2004年エクリプス賞、Horse of the Year(年度代表馬)、Ghost Zapper(ゴーストザッパー)

2004年のエクリプス賞はBCクラシックを1番人気で制したゴーストザッパーが年度代表馬に選出されました。2004年のエクリプス賞はBCクラシックを1番人気で制したゴーストザッパーが年度代表馬に選出されました。アメリカ競馬で、この年ほど内容の濃い年はそうはないのではないでしょうか。前年のBCクラシック覇者プレザントリーパーフェクトと、同レース2着のメダグリアドローのドバイワールドカップでの名勝負。無敗の2冠馬、スマーティージョンズの3冠挑戦。ウッドワードSで2004年の年度代表馬ゴーストザッパーと2005年に年度代表馬になるセイントリアムの死闘。翌年のドバイワールドカップ覇者になるロージズインメイに、ゴーストザッパーが3馬身差をつけてのBCクラシック制覇などがありました。

2003年エクリプス賞、Horse of the Year(年度代表馬)、Mineshaft(マインシャフト)

2003年のエクリプス賞は古馬戦線で活躍したマインシャフトが年度代表馬に選出されました。BCに未出走の馬が選出されるという珍しい受賞になりました。2003年はBCクラシック勝馬のプレザントリーパーフェクトやケンタッキーダービー、プリークネスステークスを制したファニーサイド、パシフィッククラシックを制したキャンディライドなどが候補に挙がりましたが、レース数が多く、最も安定した成績を残したマインシャフトが選出されました。

2011年ケンタッキーダービーのチケットを手に入れた馬達1

2011年5月7日のケンタッキーダービーまで残すところ2週間を切りました。今年はこれまで圧倒的なパフォーマンスを見せた馬が一頭もいないので、大混戦の様相を呈しています。激戦を乗り越えてケンタッキーダービー出走のチケットを入れた馬達を紹介します。

2011年ケンタッキーダービー予想

いよいよケンタッキーダービーです。ブリーダーズカップジュべナイルの勝馬Uncle Moが直前で回避したのは残念ですが、気を取り直して予想したいと思います。今年のケンタッキーダービー出走馬は小粒揃いだと言われていますが、もしかすると大物が潜んでいるかもしれません。

2002年エクリプス賞、Horse of the Year(年度代表馬)、Azeri(アゼリ)

2002年のエクリプス賞は牝馬戦線で活躍したアゼリが、史上3頭目の牝馬による年度代表馬に選出されました。2002年、アゼリはBCディスタフでの5馬身差の圧勝に加え、G1を5勝を含む7連勝という目覚しい活躍をしました。

2011 Belmont S. (ベルモントステークス)の予想

ピーターパンS.の1着、2着馬が回避してしまったために、2011年のベルモントステークスは、ケンタッキーダービー、プリークネスステークス組の再戦の様相を呈しています。アニマルキングダム、シャックルフォードが中心になると思いますが、ダービー後、ベルモントステークスに目標を絞ってプリークネスステークスを回避したネーロも不気味です。