2011年、ケンタッキーダービー回顧。

今年のケンタッキーダービーが終わりました。戦前は今年は小粒揃いだという評判でしたが、蓋を開けてみるとレベルの高い引き締まった面白いレースになりました。正直言いますとレース前の予想は、前半から物凄い乱ペースになり、4角手前で先行勢が勝手に潰れて、道中後続を走っていた馬たちがバテバテになりながら直線で争うレベルの低いレースになるかと思っていました。

2010年 Horse of the Year(年度代表馬)、Zenyatta(ゼニヤッタ)

2010年のHorse of Year(年度代表馬)は名牝、Zenyatta(ゼニヤッタ)が選出されました。BCクラシックでゼニヤッタを破ったBlame(ブレイム)も候補に選ばれましたが、ゼニヤッタが選出されたのは妥当な結果だったと思います。Zenyatta(ゼニヤッタ)はおそらく今後100年先もアメリカ競馬史に名前が残る名牝だと思われます。20戦19勝2着1回、G1を13勝、19連勝の記録、G1連勝記録9、という凄まじい成績を残しました。大半はオールウェザーのレースでの成績ですが、ダートも3戦して2勝し、勝った2戦とも2着馬に4馬身差で圧勝していますのでオールウェザー専門馬ということもありません。

2005年エクリプス賞、Horse of the Year(年度代表馬)、Saint Liam(セイントリアム)

2005年のエクリプス賞はBCクラシックを1番人気で制したセイントリアムが年度代表馬に選出されました。プリークネスステークス、ベルモントステークスを圧勝したアフリートアレックスも候補に挙がりましたが、古馬戦線でG1を4勝している点が考慮されSaint Liamが選出されました。

2011年 プリークネスステークス 1週間前

2011年5月21日、ピムリコ競馬場で第136回プリークネスステークスが行われます。今年はケンタッキーダービー馬が制覇するのか、それともケンタッキーダービーで敗れた馬たちが挽回するのか、またはケンタッキーダービー未出走の新しい挑戦者たちが勝つのか楽しみです

サドラーズウェルズ(Sadler’s Wells)が死亡

アイルランドのクールモアスタッドの発表によると2011年4月26日に、ヨーロッパの偉大な種牡馬サドラーズウェルズ(Sadler's Wells)が30歳で死亡したそうです。死因は自然死と発表されました。サドラーズウェルズ(Sadler's Wells)は1984年に現役を引退して以来、数々の名馬を生み出し、主な産駒にカーネギー、モンジュー、ガリレオ、ハイシャパラルなどがいて、その他にもG1勝馬は60頭を超えます。ケンタッキーダービー前に残念なニュースですが、30歳まで生きたのなら大往生ではないでしょうか。また偉大なサドラーズウェルズの血は産駒から産駒へと伝えられていくことと思います。

2011年 Preakness S. (プリークネスステークス)枠順決定

2011年、プリークネスステークスの枠順が決定しました。ケンタッキーダービーの勝馬、アニマルキングダムは11番枠、同レース3着のムーチョマッチョマンは9枠、4着のシャックルフォードは6番枠になりました。尚、ケンタッキーダービー2着馬のネーロはプリークネスステークスは回避してベルモントステークスに向かうそうです。

ケンタッキーダービー出走予定馬達の賞金順リスト

2011年5月7日にチャーチルダウン競馬場で行われるケンタッキーダービーに出走を予定している3歳馬たちの重賞での賞金獲得順リストです。日本のクラシックのようにステップレースで何着以内に入ると、ダービーへの出走権が獲得できるなどの優先的な条件はなく、ケンタッキーダービーまでの重賞での獲得賞金順で出走馬が決定されます。

2011年ケンタッキーオークス

ケンタッキーダービーの前日、5月6日にチャーチルダウン競馬場にてケンタッキーオークスが行われます。今年はG3,G2を圧勝してきたJoyful Victory (ジョイフルヴィクトリー)が断然の人気になりそうです。ケンタッキーオークスの出走表と参考レースを紹介します。

2011 プリークネスステークス 参考動画

2011年、プリークネスステークスのワッチメーカの予想オッズが発表されました。アニマルキングダムの予想オッズは3倍の1番人気だそうです。尚、これまで人気薄でケンタッキーダービーを勝った馬のプリークネスステークスのワッチメーカーの予想オッズは、2009年の50倍でダービーを勝ったMine That Bird(マインザットバード)は7倍、2005年に50倍で勝ったGiacomo(ジャコモ)も7倍、2002年に22倍で勝ったWar Emblem(ウォーエンブレム)は3.5倍、1999年に32倍で勝ったCharismatic(カリズマティック)は8倍ですので、いかにアニマルキングダムの評価が高いのかが分かります。

2001年エクリプス賞、Horse of the Year(年度代表馬)、Point Given(ポイントギヴン)

2001年のエクリプス賞はクラシック路線で活躍したポイントギヴンが年度代表馬に選出されました。2001年、ポイントギヴンはケンタッキーダービーで5着に敗れますが、残りの2冠、プリークネスステークス、ベルモントステークスを制し、さらに、ハスケル招待HとトラヴァーズSまで制して、史上初の総額1ミリオンのレースを4連勝した馬になりました。

Uncle Mo(アンクルモー)がケンタッキーダービー出走取り消し

金曜日午前にT. Pletcher調教師よりUncle Mo(アンクル・モー)のケンタッキーダービー出走取り消しが発表されました。非常に残念なニュースです。はっきりした原因は今のところ分からないそうですが、内臓系の問題だそうです。前走のウッドメモリアルステークス後に胃腸管感染を起こし、ずっと薬物治療をしていたそうですが、ダービー前に、薬物の治療を止めると、食欲不振になり体重ががた落ちしたそうです。実際に5月1日の追いきりもイマイチな感じでした。